個人と社会をつなぐもの 1
しゃかいがくは、
「社会」という名前がついている通り、
「社会」を対象に研究します。
「社会」って?
というのは、ものすご~~~く難しくて
えらい社会学者さんたちも取り組む難問ですから、
ここでは、
自分たちが感じている自分以外の欲求とか拘束とか
自分ではどうしようもないこと、
みたいな感じでおさえておきましょう。
わたしたちは、
「社会の外」には出られませんよね。
社会の中で生まれ、育ち、
一定の制約の下で、
いろんな選択をしながら
生きていきます。
前回、
わたしは日々のくらしのなかでの
「べき」からはずれる試みをしている、
とお伝えしました。
これは、
個人的な、
ちっぽけな営みのように思えるかもしれません。
でも、
「社会の外」には誰も出られないのだから、
どんなにちっぽけな試みも、
社会とのかかわりをもつ営み、
なのです。
このように、
個人と社会のあいだを想像することを、
ライト・ミルズは「社会学的想像力」
といいました。
「社会学的想像力」はなにか、
については次回^^/
photo by Aaron Burden @unsplash
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