個人と社会をつなぐもの 1


しゃかいがくは、

「社会」という名前がついている通り、

「社会」を対象に研究します。


「社会」って?

というのは、ものすご~~~く難しくて

えらい社会学者さんたちも取り組む難問ですから、

ここでは、


自分たちが感じている自分以外の欲求とか拘束とか

自分ではどうしようもないこと、


みたいな感じでおさえておきましょう。


わたしたちは、

「社会の外」には出られませんよね。


社会の中で生まれ、育ち、

一定の制約の下で、

いろんな選択をしながら

生きていきます。


前回、

わたしは日々のくらしのなかでの

「べき」からはずれる試みをしている、

とお伝えしました。


これは、

個人的な、

ちっぽけな営みのように思えるかもしれません。


でも、

「社会の外」には誰も出られないのだから、

どんなにちっぽけな試みも、

社会とのかかわりをもつ営み、

なのです。


このように、

個人と社会のあいだを想像することを、

ライト・ミルズは「社会学的想像力」

といいました。


「社会学的想像力」はなにか、

については次回^^/


photo by Aaron Burden @unsplash







日々のくらしとしゃかいがく

食べる、寝る、働く、遊ぶ、育てる、集まる、語る、見る、読む・・・ 日々のくらしのなかにある「しゃかいがく」の知をお伝えします。 profile pic by philipp-torres @unsplash

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