占いとカウンセリング 4


もともと占いは好きで、

よくある「占いの館」みたいなところで

占い師さんに見てもらったりしていました。


でも、

ほんとに数年に1度あるかないかで、

それほど

占いに行っていたわけではなかったのですが、

それこそ「藁にもすがる」思いで、

えいやっ!と

予約しました。


状況をお話しすると、

占い師さんは、名前や出生日時、出生場所、

タロットなどを駆使しつつ、


「あなたはね、

 もっと自分の好き嫌いで生きていきなさい!


 仕事では難しいけど、

 プライベートの時間は

 好きなことしかしない!

 そのくらいの気持ちで生活すると、

 自分に合う人が集まってくるよ」


これを聞いた時、

「好きな人とだけ、つきあえばいいんだ!!」

と、

気持ちがすっきりしたことを覚えています。


Illustrated by ミツキ@AC-illust



カウンセリングをしても、

この境地にたどり着いたかもしれないけど、

自分に自信がないときには、むしろ、

ばしっ!!と言葉でこう言ってもらえて


「よし!じゃあ、明日からは、

 自分の好きを大事にするぞ!!」

と、

思えたんですよね~~。


そして、

プライベートを好きだと思える人、ことで

満たしていった結果、

無事、苦しい状況を脱し、

1年後には結婚相手にも出会えたのでした。


これって、

予言の自己成就ですよね。


予言に従って行動した結果、

意識も変化してきて、

それがまた行動を変化させていく、


という感じで、

占いが、

ポジティブスパイラルの起点として

機能したのですよね。


ただし、私の場合、

占いによる状況を定義する言葉が、

「ポジティブで良い作用を促すもの」

だったからだ、

ということにも

ご注意ください!!


この予言の自己成就を利用して、

「あなたの家は呪われているから、

 このツボを買いなさい」

だと、

たしかに予言どおりに行動はしても、

幸せにつながるかはわからない・・・ですからね。


「予言の自己成就」は使いようによっては、

人生を好転させてくれるもの、と考えて、


わたしは、

かかりつけの占い師さんに、

年に1度、

自分の状況や今後を、

言葉にしてもらって、


ばくぜんと感じている人生の見取り図を、

よりクリアにしてもらっています。


ちなみに、

占いを信じろ!と強調しているわけではなく^^;

ポジティブなことばや、

思いがけない見方を提示してくれることが、

占いのよいところと思ってくださいね。


占いを通して

社会学の身近さを感じていただけたなら

うれしいです。


日々のくらしとしゃかいがく

食べる、寝る、働く、遊ぶ、育てる、集まる、語る、見る、読む・・・ 日々のくらしのなかにある「しゃかいがく」の知をお伝えします。 profile pic by philipp-torres @unsplash

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