入学式は、入学を祝うわけではない 3
入学式の隠された機能・・・
それを、
親として参列することで改めて気づきました。
Katie Montgomery @unsplash
入学式では、
学生によるオーケストラ演奏や
学生による司会があり、
式を盛り上げるために参加した在校生をみて、
「ああ、うちの子も、
こんな前向きに学生生活を送るのね」
と期待し、
学長のあいさつや校歌をきくうちに、
なんだか、
親であるわたしも
この大学に所属するような感覚になってきて、
「同窓会には保護者の方もご入会いただけます」
と聞くと、
「じゃあ、子どものためにもなるし、
この大学で学ぶ子たちが、
充実した学生生活を送れるよう
同窓会に入会して応援しようかな」
という気持ちに、
(一瞬ですが)
なりました・・・!!
つまり、
入学式には、
親が、
子の通う大学へのコミットメントを高め、
大学への好意を抱かせる効果が
あるのですね。
もちろん、
学生たちが、
その大学への所属感を高める、
という効果もあると思います。
でも、
意外にも
親の所属感も刺激されることに気づき、
そして、
その所属感が、
おそらく寄付や同窓会での支援につながるのだと
実感し、
儀式の持つかくれた機能に
「入学式、おそるべし」
と思ったのでした。
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