恋愛と役割についてかんがえる 2

役割、といっても、

実は2種類あって、にな

だれが担っても同じような対応になる役割と、

相手との関係性によってどう対応するかが違ってくる役割がある、

らしい。


例えば、先生の役割は、

どんな人が担っても、

するべきこと、は一致することが多いと思う。


でも、恋人の役割、というと、

たとえば、

彼にはお金を出す役割を期待する人もいるだろうし、

お金は出さなくていいから、やさしく抱きしめてほしい人もいるだろう。


恋人、とか、

家族、とかだと、


ほんとうは、相手の様子を見て、

自分の感情を確かめて、

相手が何を期待するか、

自分に何ができるか、を

丁寧に考えて、関係を紡ぐことが大切。


「バツイチ二人は未定な関係」の

真美と修吾のやりとりは、

そんな「役割にくっついてくるあたりまえ」を

あたりまえと思わず、

丁寧に関係を築いていこうとしている。


本書を読んで、わたくし、

はげしく自分を反省しました・・・!!

(反省は易く行動は難し・・・)


そして、「未定」というとちゅうぶらりんな感じがするけど、

「安定」は思考停止をもたらすことも多いから、

だからこその「未定」で、

お互い、ちゃんと関係を続けるために、

努力しようね、ってことなのかな。


北欧では、

同棲から子育てし、人生の終わりに記念として結婚する、

ってパターンがあるけど、

それはまさに、

「制度に安住して、

 わたし(相手でもあり自分でもある)と向き合うことを

 怠けないで!」

という思いの表れなのかも。


未定=名づけられた制度からの逃走!?

タイトルの深遠さにも感動!


photo by Hello I'm Nik @unsplash

日々のくらしとしゃかいがく

食べる、寝る、働く、遊ぶ、育てる、集まる、語る、見る、読む・・・ 日々のくらしのなかにある「しゃかいがく」の知をお伝えします。 profile pic by philipp-torres @unsplash

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